いびきに悩まされている方はとても多くみえます。自分の快適な睡眠が損なわれるだけでなく、いびきのために家族にも煙たがれる存在になってしまいます。いびきは睡眠中に呼吸をすることで起こりますが、いびきの音は呼吸する度に気道や軟口蓋(なんこうがい)、鼻腔の粘膜が振動することで起こります。
睡眠時無呼吸症候群の検査の大切さ
睡眠時無呼吸症候群というのは、その名の通り眠っているときに呼吸が止まってしまう症状のことを言います。
睡眠時無呼吸症候群の人たちの特徴として、寝ているときによく変ないびきをかいている、というものがあるので、比較的発見しやすい病気でもあります。
しかし、この症状は、単にいびきをかくだけにとどまりません。睡眠時に呼吸が止まってしまうということは、質の良い睡眠を取れていないことになるからです。
眠りの質が悪いと、昼間に眠くなってしまい、普段の生活に支障をきたしてしまうこともあるので、早めの治療・改善が必要になってきます。
実際に睡眠時無呼吸症候群の診察をしてもらうときには、実際に眠っているときのいびきを録音したものを持っていったり、睡眠時の様子をビデオや動画に収めたものを持っていくと、正確な診断を出してもらえるようになりますよ。
一緒に暮らしている人がいるなら、その人に一緒についてきてもらうというのもいいでしょう。
睡眠時無呼吸症候群の可能性があると診断されれば、もっと詳しい原因や症状を確認するため、詳細な検査が行われます。「簡易終夜睡眠ポリグラフ検査」と、「終夜睡眠ポリグラフィー」がその一つです。
「簡易終夜睡眠ポリグラフ検査」は自宅でも簡単に行うことが出来ますので、仕事などで検査入院が行えない、という方であれば、この機器を病院から借りて自分で検査を行うことになります。
こちらを翌日に病院に返却して検査結果を確認し、更に精密検査を行うことになるか、必要であればすぐに治療に移ることにもなります。
「終夜睡眠ポリグラフィー」であれば、病院に一泊して検査を行うことになります。
身体中にたくさんのセンサーをつけて眠ることになるので、少し緊張してしまうかもしれませんね。
しかし、こちらのほうがより精密な検査を一度に行えるので、手間を考えるとこちらのほうがいいかもしれません。
これらの検査によって、睡眠時無呼吸症候群なのか、それ以外の疾患が原因なのかを検査していきます。
睡眠時無呼吸症候群以外でいびきが酷くなる原因としては、「むずむず足症候群」、「上気道呼吸抵抗症候群」などが考えられます。
また、睡眠時無呼吸症候群、と診断されても、その原因と対策は一人一人違ってきて当たり前です。それぞれの状況に合わせて、より適切な治療を実施していくために、精密な検査を行うことが大切になってくる、というわけですね。

